将棋界の最高位を争う第36期竜王戦七番勝負の第4局が、11月10日(金)・11日(土)小樽の銀燐荘(桜1)を舞台に開催されるのを受け、8月24日(木)10:00から市役所(花園2)2階市長応接室で、迫俊哉市長をはじめ、中野豊小樽商工会議所会頭・西條文雪小樽観光協会会長・日本将棋連盟小樽支部の渡部仁さんらが出席して、同戦小樽対局第2回実行委員会を開いた。
実行委員長の迫市長は、「竜王戦は将棋タイトル戦の最高峰として、各種メディアが最も注目するイベント。皆さんもご存じの通り、藤井聡太さんは将棋界のスターでもあり、挑戦者の伊藤匠さんも同学年で、若い力のぶつかり合いで注目を集める。
竜王戦小樽対局は、全国へ小樽の魅力を発信でる絶好のチャンスで、実行委員会ではイベントを企画し、将棋の普及はもとより、産業振興・経済の活性化にも繋げたい。皆さんと一緒に盛り上げていきたい」と挨拶した。
今期七番勝負では、将棋界のスター藤井聡太竜王に、同学年の若手棋士・伊藤匠七段が挑む。
将棋を通じて市内外の小中学生が交流し、将棋に親しみ、竜王戦の大会開催の機運を高めることを目的に、対局を記念し11月4日(土)小樽経済センタービル7階大ホールで、おたる将棋まつりを開催し、小樽市長杯小中学生将棋大会や各種将棋イベントを実施する。
市長杯大会は、居住地は問わず小中学生対象で事前申込が必要。フリークラス・級位者クラスを設け、各クラス定員100名(各クラス3位以上賞品あり)。参加費無料で、申込フォームから、応募締切は10月27日(金)。フリークラスの優勝者には、11月9日(木)の前夜祭で、対局者に歓迎の花束を贈呈する特典もついている。
また、同日、同会場で大人も子供も参加できる将棋初心者教室を開催。申込不要・参加費無料。交流対局、懸賞問題(詰将棋及び次の一手)、プロ棋士による指導対局を予定している。
また、対戦棋士も楽しみにしていて、将棋ファンも大いに関心が深い、対局中に提供されるおやつ候補を選出する、otaruスイーツ竜王戦おやつコンテストを、小樽運河100年記念協賛事業として開催する。小樽・後志に本店を構えることが条件。
応募スイーツは、2023(令和5)年10月3日〜2024(令和6)年2月末日に、市内や後志地区の店舗で販売し、一般の人も購入できるものに限り、1店舗につき、和菓子部門1点と洋菓子部門1点の計2点まで応募できる。
商品サイズは直径30cm以内で、常温または要冷蔵。要冷凍は不可。応募は8月24日(木)〜9月22日(金)に、応募フォーム(外部)に必要事項を入力し、スイーツの画像をアップロードする。
応募されたスイーツは一般による投票があり、10月24日(火)に委員会による実食審査会を開き決定。棋士が候補の中から食べたいスイーツを選ぶ。
棋士へ提供されるおやつは、注目度が非常に高く、本市の魅力を市内外に発信し、市内及び後志地区の菓子店の振興を図ることを目的としている。おやつは、1日2回の提供で、2日間で計4回のおやつを事務局で務めたいとしている。
◎小樽運河100年記念協賛事業〜スイーツ竜王戦おやつコンテスト(外部)