8月19日(土)16:30〜20:30に、小樽佛教会(門屋憲明会長・67寺)が主催の第24回おぼん万灯会が、小樽運河公園(色内3)で開催された。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止や縮小を余儀なくされていたが、会場には露店が並び縁日コーナーを楽しむ久しぶりの光景の中で、小樽太鼓衆鼓響の打演や大道芸人のショーも再開され、4年ぶりに通常開催となった。
噴水池を囲むように万灯が並べられ、会場設置分を合わせると4,000基に灯が灯され、幻想的な光景が広がった。
18:50から、最初の2基を門屋会長の手から係員に手渡され、会場で当日販売された蓮華灯73基が運河公園の噴水池に流された。購入した人が列を作って順番に係員に手渡すと、噴水池には蓮華灯が渦を開くように流れていき、故人に祈りを捧げた。
蓮華灯流しが始まると、祭壇前に宗派を超えた僧侶が一堂に会し、おぼん万灯会大法要が行われ、近隣町会役員や関係者の焼香後、浄土真宗・浄土宗・真言宗・曹洞宗・日蓮宗・法華宗の読経と続き、会場には手を合わせる人の姿が見られ、それぞれに先祖に思いを馳せ故人を偲んでいた。
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