誰でも気軽に!お寺 de マルシェ in 徳源寺

 160年に渡り地域と檀家と共に歩む、小樽市塩谷の徳源寺(塩谷2・吉田敬徳住職)では、お盆の8月13日(日)に合わせ、誰でも気軽にお寺に来てもらおうと、お寺 de マルシェ in 徳源寺を初開催した。

 

 小樽市指定歴史的建造物第59号の同寺院本堂の絵天井がある120畳の広々とした空間を会場に、ハンドマッサージのおうちサロンSAKURA・オールヴィーガンショップのAMI・米粉菓子のこめトわ・余市の隠れ家カフェKurumi no kiのマフィンやカヌレ、art bearのペン画や木彫・negoの糸ボタンアクセサリー・ドンズラモンキーの羊毛フェルトぬいぐるみなどが並んだ。

 

 境内には、安田自然農園と忍者農園志農備が、4種類ものオクラやタマネギ・ピーマンなどを並べ、キッチンカーen.は韓国かき氷やUDOバーガーなどを販売した。

 

 余市を拠点に活動するnego店主の岡本さんは、「お参りに来られた方が、寄ってくれるので、子どもからお年寄りまで幅広い年代の方がいらしてくれた。本堂は天井も綺麗な絵が描かれ、空気はひんやりし雰囲気もいつもの会場と違って新鮮」と話した。

 

 吉田住職の妻・暢子さんは、「檀家さんなど一番人が集まる8月13日に、マルシェを初めて開き、お寺の入りずらいイメージを、人が来るお寺にしたい。お寺には広い場所もあるので、もっと利用してもらいたい。今後も続けたい」と話した。

 

 いつもの寺とは違った雰囲気があり、作家も本堂のブース内に常駐し、来場者の質問にも対応し対面販売していた。新しい取り組みで、お盆のお参りが終わった人も立ち寄り買い物する姿が見られた。

 

 ◎お寺deマルシェ(Instagram)