小樽堺町ゆかた風鈴まつり実行委員会(髙原一洋委員長)主催の第13回ゆかた風鈴まつりが、8月5日(土)・6日(日)、小樽堺町通り・色内通り・メルヘン広場を会場に開かれ、まつりを楽しむ人々で賑わった。
小樽浪漫館からメルヘン広場までの通りを歩行者天国にし、1,000個の風鈴を使ったトンネルなどを配置し、心地よい風が吹くたびに風鈴の音色に包まれ来場者を和ませた。浴衣でおめかしした人など多くの家族連れなどが行き交った。
メルヘン広場では、初日11:00からビアガーデンが開設され、特設ステージでは、おたる潮太鼓保存会の打演や小樽商科大学翔楽舞によるヨサコイ演舞。優勝者にはおもちゃ券3万円分が贈られるゆかたコンテスト(小学生以下の部)を13:30から開催し、多くの観客が詰めかけた。14:00過ぎで101名がエントリーし、子どもたちがステージで自慢の浴衣を披露。観客から拍手が贈られていた。
初参加のとわこさんとかえでさんは小学6年生で友だち同士。とわこさんは、「珍しい緑色のあじさいをあしらった浴衣に帯の色もコーディネイトした。お友たちは、私と違う赤や青色が入った浴衣を選んで2人で参加した」と話し、かえでさんは、「とわこさんのお母さんが浴衣を着せてくれて、いつもとは違う髪型にしてくれて嬉しい」と話し、ワクワクしながら順番を待っていた。
家族連れでまつりを楽しんでもらおうと、浴衣でこども夏まつりも同時開催。的当てや輪投げ・ヨーヨー釣りなどのこども縁日や、「かんたんすな絵」工作体験、AR謎解き「ペタッとミステリー」を開催した。
映えスポットとして、可否茶館横通りに風車通りを、小樽出世前広場は和傘通りに、小樽芸術村中庭には提灯通りを開設し、スマートフォンなどで思い出の1枚を撮影していた。
6日(日)は10:00から歩行者天国にビアガーデンが開始され、神輿パレード・ヨサコイ演舞・ゆかたコンテスト大人の部・スーパービンゴ大会等を予定。
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