北海道大会2連覇　小樽朝里陸上クラブ松村君

　朝里陸上クラブ(太田信彦コーチ)では、7月17日(月･祝)苫小牧市で開催の第41回北海道小学生陸上競技大会に、小学5･6年生19名が出場し、13名の選手と1チームが入賞する創部最高の成績を収め、選手をはじめ、太田代表･保護者･関係者を喜ばせている。(写真提供:朝里陸上クラブ)

　9年前に創部された同クラブは、毎週木曜日19:00～21:00と土曜日9:00～12:00に、大学生となった1代目クラブ生が協力し、太田代表を中心に2～6年生48名が練習に励んでいる。

　昨年の全道大会でも7名と1チームの入賞という最高成績となったが、今年はそれを超える13名の選手と1チームの入賞を果たした。

　中でもキャプテンの松村春汰君(小6)は、走幅跳びで5ｍ35cmを成功し優勝。2連覇となる好成績を収めた。8月3日(木)現在、小学6年生の部で全国ランキング1位。小樽後志の歴代記録では5ｍ57cm。

　この記録を超えるのを目標に、さらに全道大会記録も塗り替えたいとし、「優勝を狙っていたので嬉しい。昨年より走力も上がり、踏切を意識して高く跳べるようにした。これからは、中学生･高校生になっても優勝したい」と意気込みを語り、キャプテンとして、「入賞者が増えて記録を伸ばせて嬉しい。来年は今の6年生はいないが、今の5年生が新しいチームを引っ張り、来年以降も繋いでほしい。強いチームでいてほしい」と思いを語った。

　太田コーチは、「小さい頃から今までの練習をしっかりと地道に頑張った成果だと思う。それを支えてくれる保護者や地域の皆さんも頑張ってくれている賜物で、今回の好成績が得られた。ドラマもいろいろとあり勇気と感動をもらい、これからも頑張ろうと思った」と話した。

　全道で優勝した松村君は、8月11日(金･祝)青森で開催の東日本交流大会に出場を予定している。

　なお、全道大会は5･6年生のみとなるが、3･4年生は記録のみを集計した結果、4年の梅田紫貴さんが2位で800m･2分43秒2。

　4年の梅田さん･高橋映多さん･滋野煌土さん･葉原煌さんの4×100ｍリレーは、1分04秒70で7位。今後の期待が高まる。

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　7月3日(木)は、朝里中学校で入賞者に大会の感想などを聞いた。