おたる潮まつり最終日 神輿・ドローン・花火大会で大混雑

 

 

 

 第57回おたる潮まつりが7月30日(日)に最終日を迎え、4年ぶりに神輿パレードが復活し、全国各地から担ぎ手約900人が集結した。

 

 14:00から、神輿5基が花園銀座商店街を出発。沿道には待ちわびた大勢の神輿ファンが集まり、勇敢な神輿パレードがまつりを盛り上げた。

 

 松前神楽小樽保存会(本間公祐宮司)を先頭に、小樽住吉神社赤坂奴同好会の小森健治奴頭をはじめ5名と、潮見ケ岡神社・北海睦会・龍祭会・三四郎・北海男塾らの神輿が激しく揺れながら、花園銀座商店街〜サンモール一番街〜中央通り〜駅前通りを抜け、中央ステージ前までパフォーマンスを繰り広げて見物客を楽しませた。

 

 16:30から、おたる潮太鼓保存会の打演が響く中、小町氏司会のもと、宮入の威勢の良い掛け声を響かせ、5基の神輿が中央ステージ前に集結した。

 

 小樽北海睦の関博之会長の掛け声で一斉に神輿が動き出し、神輿パレードのクライマックス・宮入が始まり、上参郷実行委員長も神輿の上から参戦した。

 

 16:15から潮ねりこみ表彰式が行われ、優勝は株式会社北一硝子、特別賞に陸上自衛隊第11特科隊・おたる花街舞姫衆・小樽市内郵便局・小樽伝統文化の会和を遊ぶ・北ガスグループ、市民賞にはメジロ組が受賞し、上参郷実行委員長から賞状が手渡され、北一硝子梯団に優勝旗が贈られた。

 

 まつり最終日の花火大会には、明るいうちから見物客がぞくぞくと集まり、会場は身動きが取れないほど混雑。露店前やトイレには長蛇の列ができていた。多くの観客が詰めかけしまい、安全確保のため、19:24に会場内にアナウンスを流し入場制限を実施した。

 

 昨年に続き19:40からドローンショーがスタート。 東京ディズニーリゾート40周年を記念し、約700基のドローンが、ディズニーキャラクターがテーマソングの合わせて夜空に登場し、観客から大きな歓声が上がった。

 

 20:00からは納涼道新花火大会が開かれ、色内ふ頭から、3部構成でスターマインなど3,000発が打ち上げられ、約50分間、音と光のパフォーマンスを楽しんだ。

 

 花火が終わると、帰宅する人々が小樽駅方面に向かって混雑し、警察官が交通整理を実施。会場周辺では大渋滞が続いた。手宮方面まで車の渋滞が発生し、小路という小路はすべて車で埋まり、交通障害を引き起こしていた。

 

 3日間続いた第57回おたる潮まつりは、潮太鼓の打演で閉幕した。

 

 ◎おたる潮まつり公式サイト(外部)

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