第57回おたる潮まつり(7/28〜30)開幕3日前の7月25日(火)16:30から、小樽市観光物産プラザ(色内2)前広場で、おたる潮太鼓保存会(木村公彦会長)の3歳~12歳86名が集まる若潮隊の総練習が公開された。
15:00には最高気温29.9℃を観測する厳しい暑さの中で、子どもたちは、白い短パンと足袋に揃いの半纏をかけ、男の子は手作りのねじり鉢巻きを頭にキリリと締め、女の子は手作りの髪飾りをつけて髪を結った姿で、気合の入ったバチさばきを見せた。
総練習に先立ち、木村会長は、「今日は、練習の成果をお父さんとお母さんに見てもらい、本番に向けて頑張ってください」と激励。
この道40年以上の仙福昭雄隊長を指導役に、小樽市教育委員会(緑3)小体育館で、13日(木)から5日間、1時間程度の練習に励み今日の日を迎えた。
小さな子どもたちは、先輩お兄さん・お姉さんを手本に元気な掛け声に調子を合わせ、可愛らしいバチさばきを見せ、保護者や祖父母から大きな拍手が贈られていた。
4歳から入会したはると君(小3)は「太鼓は5年目。楽しい」と話し、兄を見て入会した最年少のうみかちゃん(3)も「楽しい」と話し、可愛らしさに注目が集まった。
同会は、1967(昭和42)年第1回おたる潮まつりの開催を機に結成。日本海の荒波に小樽っ子の心意気を叩き上げたものが、“おたる潮太鼓”だ。18歳以上を親潮隊、中高校生をハマナス隊、今回練習した若潮隊は3〜12歳で構成されている。
まつりを盛り上げる若潮隊は、初日の潮ふれこみ、2日目の潮ねりこみ、最終日に中央ステージで、11:00より打演を披露するなど、まつり期間中観客を楽しませる。
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