小樽市(迫俊哉市長)と株式会社FMノースウェーブ(工藤貴史代表取締役社長)は、地域密着のラジオを通じ市の魅力を継続して発信し、地域の活性化を含む問題解決のため包括連携協定を締結。
7月20日(木)10:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で締結式が行われ、工藤社長が出席し、迫市長と協定書に署名した。
FMノースウェーブは、「ONE GROOVE ONE NATION(時代や国境や人種を超えて音楽でつながりひとつになる)」をコンセプトに放送を続け、2023(令和5)年8月1日に開局30周年を迎える。
道内市町村と連携を強固に地域貢献できるよう、様々な取り組みを展開するため、その第1弾として、小樽市の魅力や情報発信、関係人口の創出・拡大及び、移住定住の促進、地域経済活性化、文化スポーツの活性化等、官民連携により地域の活性化、地域課題の解決に資することを目的に締結。
迫市長は、「同社が全道に有する放送ネットワークやノウハウを活用させていただき、市の季節ごとの魅力や情報発信を通じて、関係人口の創出、移住定住の促進、地域経済の活性化にも結びつけていければと考える。双方にこの協定がメリットを感じられる内容になるように、お互い協議を重ねてまいりたい」と挨拶。
工藤社長は、「30周年を迎えるのを契機に、より小樽市と密になり、地域活性化、関係人口の拡大に取り組みたいと包括連携協定を打診した。北海道の朝の顔として定着しているDJカツノリは、とても小樽に愛着があり、これまでも朝の番組で、同市の魅力を発信してきた。
この度、特命係長として任命し、DJカツノリを中心に、より市の魅力を発信していきたい。同社が自治体と包括連携協定の締結は、小樽市が初の取り組みとなりより北海道を活性化させたい」と期待を寄せた。
小樽市特命係長に任命されたDJカツノリ氏は、オリジナル名刺を作成して配布し、同名刺を市内の提携店や施設に持参すると割引や特典が受けられることや、市内の施設や提携店をラジオで発信するなど、市の魅力発信等に努めるとしている。
締結後にスタートする朝の番組「OTARU FULL OF DREAMS」(8月4日〜2024年3月29日毎週金曜日7:50〜7:55)では、同氏が小樽の魅力を発信。初回の4日には迫市長も出演を予定している。
今後、同氏が、7月29日(土)のおたる潮まつりや、9月16日(土)小樽運河100年イベント、2月中旬予定の小樽雪あかりの路など、市内のイベントや施設等のPRを発信し、市内からの生放送を計画中で、ラジオ以外の媒体を含めた小樽市の魅力発信についても検討している。
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