小樽三大祭りの最後を締めくくる住吉神社(星野昭雄宮司)例大祭の本祭が、7月15日(土)に開催され、まつりのクライマックス・百貫神輿渡御が神輿渡御協力会の主管で行われ、道内各地の担ぎ手100名以上が集結しまつりを盛り上げた。
予定の時刻が近づくにつれ、朝から激しく降っていた雨が小雨となり、軒を連ねる露店には、まつりを楽しむ大勢の人が行き交い、雨の上がった夕方のまつりを満喫。待ちに待った神輿見物を楽しんだ。
18:45から神社境内で発御式が行われ、北海男塾和魂會の新村康之さんの発声で、木遣り(きやり)唄が歌われ、宮頭の渡御協力会神輿会小樽北海睦会・関博之代表の拍子木を合図に、一斉に神輿が担がれ百貫神輿の宮出しが行われた。
リズムを取るように掛け声を上げて神輿を担ぎ、急な階段を担いで降り露店を通り抜けた。「セイヤ!セイヤ!」の掛け声が沿道響き渡り、見物客が取り囲み大いに盛り上がりを見せた。
鳥居前で一旦休憩を取り、青信号のタイミングで神輿が一気に渡ると、阿久津医院から救急センター横を通り抜け、協会病院前で再び休憩となった。その後、20:00に住ノ江会館前、20:30第一鳥居、21:00に宮入。
また、社殿では19:00から、1888(明治21)年から伝わる太々神楽奉納も行われた。
新谷さんは、「小樽の担ぎ手が多いが、道内からみんな集まってくれて嬉しい。久しぶりに顔を見せてもらった」と喜んでいた。
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