犯罪や非行を防止し立ち直りを支える地域の力として活動を推進する、第73回社会を明るくする運動の街頭啓発を、7月1日(土)14:00からサンモール一番街(稲穂2)で実施し、小樽市推進委員会構成機関の人権擁護委員・民生委員などの15団体・90名が参加。市立菁園中学校吹奏楽部22名による演奏会も開かれた。
この運動は、1951(昭和26)年7月に、犯罪の防止と犯罪を犯した人たちの立ち直りには、一般市民の理解と協力が不可欠であると、法務省が啓発活動を継続して発展させ、国民運動として広げようと、毎年7月を強調月間としている。
セレモニーでは、法務大臣や北海道知事からのメッセージ手交式が行われ、上石明副市長が、迫俊哉小樽市推進委員会委員長(小樽市長)に代わり、「小樽市も7月の協調月間に合わせ、罪を犯した人たちの市民の理解を求めるために実施。
犯罪のない社会や罪を犯した人たちの更正を実現するためには、本人の意思や立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れることや、犯罪を生み出さない家庭やまちづくりが大切だ」と挨拶した。
主唱者を代表して阿部隆一小樽地区保護司会会長は、「犯罪や非行を防止しながら、安心安全な明るい社会を築くため、犯罪や非行した人が再びしないよう立ち直りを支える大きな運動である」と述べた。
練習の成果を披露した演奏会では、「Fly High」他、アンコールも含めて全5曲を演奏し、観客から大きな拍手が贈られていた。その後、一般来場者へ啓発物300部を配布した。
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