小樽市保健所生活衛生課食品衛生グループは、夏期に多発する食中毒の発生防止を図るとともに、積極的に食品衛生の向上を図る見地から、2023(令和5)年度夏期食品一斉取り締まりを、6月26日(月)〜8月31日(木)に実施する。
初日となる6月26日(月)は、生活衛生課食品衛生監視員6名のうち4名が2班に分かれ、9ヵ所に立入検査し、14検体を収去検査し監視指導を行った。
買物客で連日賑わう長崎屋小樽店(稲穂2)地下食品売り場の弁当総菜販売コーナーで、担当者立ち合いの下、同課食品衛生監視員の武石考平さんと中野紘希さんが、唐揚げ弁当と野菜かきあげの2検体を収去検査した。
食品の保存状況や賞味期限・重量などの表示を点検し、不良食品の発見・排除に努め、成分規格及び添加物の使用基準に違反していないか、食品の発見排除にも努める。本日の検査結果は数日かかり、問題があった場合は、1週間以内に報告し指導する。
この一斉取り締まり期間内には、市内食品関係営業施設約80施設から、弁当や総菜など収去検体数115検体を予定している。
2022(令和4)年度の夏期食品一斉取り締まりの結果は、立入検査した施設数は延べ1085施設で、食品の収去検体数は101検体、食品衛生法違反は1検体。小樽市食品衛生に関する自主管理基準不適合は2検体見つかっている。
同グループでは、食中毒予防の基本となる正しい手洗いや、HACCP(ハサップ)を導入した衛生管理を推進するチラシも配布している。
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