第57回おたる潮まつりが、「時は満ちた!躍動の夏」をサブタイトルに、7月28日(金)~30日(日)の3日間、小樽港第3ふ頭基部及び市内中心部で開催される。
4年ぶりの通常開催に向け、6月5日(月)14:00から小樽市公会堂(花園5)ホールで、上参郷光祐実行委員長をはじめ、各部会の委員長や役員が出席し、第1回実行委員会(発会式)が開かれた。
冒頭、上参郷実行委員長は、「今年は制限もなく、潮まつりを後世に残すため、57回を大成功に終わらせるために協力をいただき、沢山の小学生へ参加をPRしたい。
花火大会・太鼓・出店・催しなどフル開催となり、ねりこみだけでなく多くの皆さんに協力してもらいたい。良いまつりにするために、全力で頑張り、皆さんの力強い協力をお願いしたい」と挨拶した。
小樽コンシェルジュの西田まゆさんと富樫凜子さんは、潮コンシェルジュを務める。
西田さんは、「小樽出身のため、幼少期は姉妹でお揃いの浴衣でまつりに出かけ、小学生では潮ねりこみに参加。学生時代は屋台を手伝い、昨年は、家族で大きな花火を見てすごく楽しい思い出となった。
今回は、潮コンシェルジュとして加わることを嬉しく思う」と話し、富樫さんは、「とても楽しみにしている。2人で協力しながら頑張りたい」と意気込みを見せた。
初日の28日(金)は18:00に、都会館(稲穂4)前から小樽第3号ふ頭会場まで、潮コンシェルジュ・実行委委員長・役員・社中による潮ふれこみと開祭式を。
29日(土)は13:00に、潮ねりこみを花園グリーンロードからスタートし、第3号ふ頭会場までの1.8㎞の通常コースで。
参加梯団を 6月20日(火)まで集めているところで、現在50梯団が決定。このほか、学校・町内会などに声をかけ、80梯団を見込む。とび入り参加できる梯団(とびいりDE踊り隊)も設ける。
また、小樽商工会議所と日本旅行北海道が企画し、現在、在日外国人を対象に、おたる潮まつりを体感する日帰コースと1泊2日コースを募集中で、潮まつり初のインバウンド梯団を結成。
30日(日)13:00~15:30は、潮YOSAKOI&ダンスステージ行う。4年ぶりに神輿パレードを開催。5基の神輿が花園銀座商店街に集結し、第3号ふ頭まで威勢の良い掛け声とともに神輿渡御を繰り広げる。宮入は16:30~17:30を予定。
最終日のみ花火大会を開催。大玉なしの3,000発。道新スポンサーの花火大会は今回で終了。今後も花火大会は続ける見通し。閉祭式は20:50~21:40。
協賛行事として、小樽漕艇協会主催の第42回潮市民レガッタ、連携行事として、第12回小樽がらす市を旧手宮線と色内広場で4年ぶりに開催。28(日)(金)12:00、29日(土)・30日(日)10:00からで、いずれも18:00まで。
第3ふ頭再開発により出店スペースに変更があり、ステージ正面の左サイドの大型店4店舗が使えない状況で、ステージ前は3店舗、マリン広場は半分使用不可となり12店舗、ステージ横歩道10店舗と合わせ一般公募が25店舗となった。
昨年からキッチンカー(15台)を導入し、今年も観光振興室前などに、道内では大きな規模となる55台を予定。飲食スペース250席を設置する。(昨年は121席)
中央ステージは解体のため、ステージ上を通りぬけることができるのは今回が最後。馴染み深いステージは見納めとなる。潮わたりについては行わない方向で検討中。
◎2023年度第57回おたる潮まつり出店者の公募につい(外部)
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