小樽ジュニアピアノコンサート実行委員会(三浦明子代表)では、最高のレベルのピアノについて、生音で知ることができるよう、浜田典子氏によるピアノ公開レッスン
を、5月28日(日)14:00から市民センター(色内2)マリンホールで開いた。
ピアノ界で北海道のピアノ指導者の第一人者として知られ、毎日こどもピアノコンクールや全日本学生音楽コンクールの審査員を務め、毎年のように、東京芸大･芸高に入学させている凄腕指導者の浜田氏を、昨年に続き小樽に招き公開レッスンを開き、第42回毎日こどもコンクールの課題曲などについて細かい指導を受けた。
子どもたちはもとより、ピアノ指導者や関係者も、最高レベルのピアノ演奏を知る、とても興味深い価値のある時間を過ごしていた。
今回の参加者は、小学3年～6年生の5名。15:00からレッスンを受けた村中君は、年中の後半からピアノを習い始め、年長から毎日こどもピアノコンクールに出場。昨年も公開レッスンを受け、小樽での予選で金賞、札幌での本選は銀賞だった。
現在は7月の小樽での予選を控え練習に励む日々だ。
同氏は、手本を見せながら、指使いや音が切れているなど問題点を細かく指摘し、村中君はレッスンに集中して問題点を改善した。
レッスンを終えた村中君は、「厳しいけれど、自分のためになるのでレッスンを受けられて良かった」と話した。
三浦代表は、「2年連続で開催でき、微力ながら小樽市近郊の文化の発展、そして、未来に繋がる刺激を感じて、文化向上に役立てて頂けたら光栄です」と話した。
同コンクール地区予選は、道内11カ所で7月に開催。各地区の特別賞･銀賞以上(札幌地区は銅賞以上)の入賞者が、本選会に出場できる。本選は、札幌サンプラザコンサートホールで8月5日～9日に開催する。
