お釈迦様の誕生に400名参加 子ども花まつり

 小樽佛教会(67ヶ寺加盟・門屋憲明会長:成田山不動院住職)では、4年ぶりにお釈迦様の誕生を祝う行事・子ども花まつりを、5月26日(金)13:30から小樽市民会館(花園5)ホールで開催した。

 

 同教会は「いのちたいせつ」をテーマに掲げて活動。4月8日に祝う花まつりを、北海道の気候に合わせ5月に開催している。

 

 昼の部・子ども花まつりは、市内の仏教関連の幼稚園・保育園園児400名が参加。ステージ上に祭壇を設けて、1部は灌佛法要が行われ、同会副会長と小樽双葉高校の生徒の協力で、御灯・御花・御香・甘茶を捧げた。

 

 同教会キャラクターのんの君が登場すると、子どもたちは歓声を上げて喜び、歌やお釈迦様への約束の言葉をのんの君と一緒に唱えた。

 

 2部はくす田博士によるサイエンスショーが行われ、バルーンアートや手品を織り交ぜて科学の不思議を活用したサイエンスショーを展開し、園児たちを夢中にさせた。

 

 思い込みを活用した心理マジックやジャイロ(回転)効果を使ったトリックで、風船の中の1円玉が回るのを見せた。園児5名をステージに登壇させ皿回しリレーを実施。

 

 初めての皿回しに、体験した子も見ている子も、ワクワク・ドキドキ楽しい時間を過ごした。

 

 最後はパイプ椅子を重ねてバランスを取り、その上で逆立ちをするアクロバットを成功させ、大きな拍手で会場が盛り上がった。

 

 長橋幼稚園に通うことねちゃんは「楽しかった」と話し、しゅん君は「最初に見た絵本の絵が消えるマジックが面白かった」と感想を述べ、人生初の皿回しをステージで体験した。

 

 18:00からは花まつりの夕べが行われ、灌佛法要後に三遊亭好楽師匠による記念講演が開かれた。8月19日(土)には小樽運河公園を会場に、令和5年度おぼん万灯会が開催される予定。

 

 ◎関連記事