北前船子どもフェリー使節団 参加者募集5/26まで

 北前船子どもフェリー使節団小樽実行委員会(西條文雪会長)では、コロナ禍で延期となっていた北前船子どもフェリー使節団の参加者募集を5月1日(月)から開始した。

 

 2018(平成30)年に小樽市が「北前船」日本遺産に追加認定され、小樽市と繋がりのある加賀市の小学生が、2019(令和元)年7月25日~27日に相互交流を目的にフェリーで訪問した。

 

 これを受け、小樽とつながりの深い日本遺産「北前船寄港地・船主集落」認定地(新潟市・富山市・金沢市・小松市・加賀市)を訪問し交流する予定だったが、コロナ禍で3年間延長が続きやっと実現させる。

 

 子どもたちが北陸の北前船寄港地を訪問し、見学・交流することで、小樽市とこれらの地域との観光・文化的な交流の発展、そして多くの学び・体験を得ることにつながると期待している。

 

 8月2日(水)~6日(日)の実施で、4泊5日(船中2泊・金沢市内1泊・加賀市内1泊)。市内小学5・6年生25名程度と随行員(18歳以上10名)を募集し、費用は小学生3.5万円、随行員6万円(期間中の交通費・宿泊費・食事代込)。締切は5月26日(金)まで。

 

 申込先は、株式会社日本旅行北海道小樽支店(0134-33-4455・FAX:0134-33-4465)

 

 行程は、小樽発の新日本海フェリー新潟行に乗船し、新潟市や日和山見学、金沢市へ移動し銭屋五兵衛記念館や大野からくり記念館などを見学し、金沢市内で宿泊。翌日、バスで加賀市へ移動し、北前船の里資料館・小樽ゆかりの北前船船主邸などを見学し、石川県九谷焼美術館、歓迎レセプションパーティー後、加賀市内で宿泊。翌日、小松市へ移動し安宅住吉神社・瀬戸家を見学し、富山市東岩瀬で、富岩運河クルーズ・北前船廻船問屋森家見学、新潟港から苫小牧市へ帰港し、小樽で解散。