講習会に9組 春のおたる歴史紀行音楽きこうvol.11

 浅草橋オールディーズナイト実行委員会(斎藤仁実行委員長)は、5月6日(土)・7日(日)の12:00〜20:00に、小樽市指定の歴史的建造物・旧日石倉庫(色内3)で、春のおたる歴史紀行音楽きこうvol.11を開催している。

 

 小樽に現存する歴史的建造物を守り、残して活用するコンセプトのもと、2015(平成27)年から歴史的建造物をステージに、札幌・小樽を拠点にオールディズを中心として活動するバンドが多数出演して開催。今回は初出演7組を含む11組が出演。

 

 2016(平成28)年から公開講習会と発表会も開催され、北海道を代表するベーシストの秋田祐二氏が講師を務め、今回は、小学生バンド1組と高校生バンド8組が参加した。

 

 山の手小学校6年生女子4名のcresc.(クレッシェンド)は、結成して3年目。ジャンルはポップスとロックで、小学生バンドは講習会初となる。

 

 水産高校軽音楽部(部員32名)から、初出演5組を含む8組が出演し、それぞれの持ち味を生かしたバンドが、さらなる上を目指して講習会に参加した。

 

 初出演で高文連全道大会に出場が決まっているBON(ボン)は、同校3年生でギター・ボーカルの山本達平さんと小出晴斗さん、ドラムの佐藤信之介さんとベースの林龍星さんの4名で結成され、軽音歴3か月〜3年と様々でジャンルはロック。

 

 FLOWの曲「GO」を演奏し、チームワークが良いことが評価され最優秀賞を受賞したという。

 

 今日の講習会は伊達で開催の全道大会へ向け、受賞曲の「GO」と「英雄」の2曲を演奏し、ギターソロの音量バランスや弾いている人の音の引き立て方などに指導があったという。

 

 同校女子3名で結成したInfini(インフィニ)は、連続2回目の出演。「夢見る少女じゃいられない」と「拝啓、少年よ」の2曲を演奏。講習会に参加し「とても参考になった」と話していた。

 

 7日(日)は、講習会に参加したバンドが12:00から発表会を実施し、参加したバンド9組が出演を予定している。

 

 その後、小樽案内人でもある斎藤実行委員長が小樽の歴史的建造物について講話を行い、秋田氏による参加バンドへの総評がある。

 

 15:20からは、札幌・小樽を拠点に活動するバンド7組が出演し、それぞれ得意のジャンルで生演奏を披露する。

 

 同イベントの秋バージョンは、9月16日(土)・17日(日)11:00〜20:00に、同倉庫を会場に開催予定。

 

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