小樽市立西陵中学校(富岡2・吉岡智尋校長)では、5月2日(火)5・6時間目を活用し、生徒170名・保護者15名・職員20名がクラス毎に6区域に分かれ、1時間ほどかけて校区内の清掃活動を実施した。
自然環境を守ることの大切さや公共マナーの重要さを知り、自分たちが過ごす地域の清掃活動をすることで、地元への感謝の気持ちを育むことを目的に、これまで春の恒例行事の取り組みだった。
コロナ禍で中止を余儀なくされていたが4年ぶりの開催され、生徒も職員も初めての体験となった。
グランドに全校生徒が整列し、13:30から出発式で、吉岡校長は、「自分にとっても地域の人にとっても、過ごしやすいように清掃活動を行い、観光客には小樽は綺麗なまちだと思ってもらえるよう、おもてなしの気持ちで参加してもらいたい」と挨拶した。
雨の心配もなく清々しい天候に恵まれ、それぞれの担当地区へ出発し清掃活動に励んだ。
3年2組の14名は、小樽警察署前を通り、市立小樽美術館から旧手宮線を抜けて、2段公園を最終地点とし、船見坂を上り学校まで戻るコース。
まちの中に目立ったゴミは落ちていなかったが、小さなゴミも見逃さず、たばこの吸い殻なども拾った。
参加した生徒は、「街中はゴミが落ちていなくて、綺麗なことを知った。みんなでやると楽しい」と話した。
別の生徒は、「いつも見ている時よりもゴミが少なかったが、たぶん誰かが拾ってくれたのかと思う。みんなで綺麗にすることは良い。楽しい」と話した。
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