小樽商科大学(緑3・穴澤眞学長)では、4月6日(木)11:00から同校体育館で、公認サークルプレクトラムアンサンブルが奏でる演奏をBGMに、保護者出席やマスク着用に制限なく、2023(令和5)年度の入学式が通常開催された。
入学者の内訳は、商学部昼間コース494名(男285・女209)、夜間主コース57名(男25・女32)、大学院現代商学専攻(博士前期課程)7名(男6・女1)、現代商学専攻(博士後期課程)1名(女1)、アントレプレナーシップ専攻37名(男27・女10)の合計596名(男343・女253)。
道内高校出身者の割合は95%(昨年94.8%)、市内高校では、潮陵高校19名・桜陽高校2名だった。
穴澤学長は式辞の中で、「大学の4年間は、皆さんの未来を作り上げる大変貴重な時間。失敗を恐れずにあらゆることに積極的に挑戦し、本学は皆さんの挑戦を全力でサポートする」とエールを贈った。
同大と帯広畜産大学・北見工業大学と統合し、昨年発足された国立大学法人北海道国立大学機構の長谷山彰理事長が壇上から、「3大学の経営統合により新大学法人がスタート。これにより誕生した分離融合の教育環境は、入学後の皆さんの高いレべルの学びの幅の広がりとして体験し実感されることでしょう。最新の教育機会を得て、学び直し社会において最先端を走ると言うことを認識・理解のうえ、これからの4年間に臨んでいただきたい」と祝辞を述べた。
商学部から河合春菜さんと大学院商学研究科阿部秀治さんが代表となって入学生の宣誓を行い、河合さんは「学生の本分を守り、学業に専念するとともに人格を陶冶し、本学の歴史と伝統を引き継ぐべき学生となることを誓います」と述べ、阿部さんは「学問を通じて、社会に貢献できる人材となるよう努力することを誓います」と約束した。
同大合唱サークルグリー&カンターレは校歌並びに若人逍遥の歌を披露。閉式後は、109代目小笠原廉団長率いる応援団の恒例デモンストレーションが復活。新入生を歓迎する檄文を読み上げ、祝いムードを高めた。
夜間主コースに推薦入学した帯広出身の石川梨音さん(18)は、「他の人はレベルが高く、今の学力では知識に差があると思うが、追い越すぐらい勉強して、地元に持ち帰り貢献したい」と抱負を語った。
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