3年ぶりに、2月11日(土)から通常開催された第25回小樽雪あかりの路は、期間中約10万本のロウソクが灯され、多くの人で賑わい18日(土)に閉幕した。
小樽雪あかりの路実行委員会(西條文雪実行委員長)事務局は、8日間の来場者数は25万2千人に留まり、前回比(2020年)の約80%の入込数だったと発表。
平日に天気が悪かった日もあり、中国人観光客が戻りきっていなかったこと、開催日も8日間と、これまでよりも短かったことが要因と考えられる。
それでも、メイン会場にはアジア圏の他欧米系の観光客の姿も見られ、市内宿泊施設の稼働率は良好となった。
運河100年を記念して北運河会場「雪あかり横丁」では、旧北海製罐第3倉庫のライトアップと音楽の演出、飲食店7店舗によるメニュー提供、小樽祝津産「おタテ」の稚貝汁を宿泊客に無料配布し、宿泊客以外には100円で提供。期間中約3,000杯の提供でおタテをPRした。
100円で販売したロウソクは、これまでの3万本から6万本も売れ、ろうそくのあかりを広げる「あかり人企画」が好評となった。
韓国や台湾からのボランティアが復活し、市内の高校生や大学生もボランティアで参加。のべ約1,600名が、交流を楽しみながらイベントを支えた。
小樽案内人がガイド役となり、歴史的建造物や雪あかりのイベントなどについて語るバックヤードツアーは、3日間に短縮され、11日(土)は23名、12日(日)は19名、18日(土)は12名が参加した。
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