開幕から3日目となる2月13日(月)の小樽雪あかりの路は、17:00頃から風を伴う雪が降り出し、会場のボランティアは、風で消えてしまったロウソクに何度も火を灯していた。
準メーン会場の天狗山でも、撮影スポットの山麓の「天の人文字」と山頂の「雪のハートのオブジェ」の灯りが、外国人ボランティアに支えられ、2月28日(火)まで設置されている。
あいにくの暴風雪に見舞われた天狗山会場だったが、国内の観光客や外国人観光客で賑わい、山頂レストランの窓側の席は満席となっていた。
天狗桜横の雪のテラス前に設置された雪のハートのオブジェのロウソクは風で消えてしまい、せっかくの夜景は見られずじまいで、強風のためロープウエイも18:00少し前から運休となった。
小樽芸術村会場では、小樽青年会議所が担当して高さ4mの滑り台が3年ぶりに設置され、子どもから大人までがタイヤチューブに乗り、10mほどのコースを勢い良く滑り下り歓声を上げた。キッチンカーも登場し、開幕後人気スポットとなっている。
同所メンバーは、「毎日やっている。子どもも楽しめる広場なので、地元の方も気軽にいらしてください」と来場を呼びかけた。
連日の混雑が続いていた浅草橋から中央橋までの運河の水面には、96cmあった積雪が110cmとなる短時間の降雪のためか、うっすらと氷が張り、浮き球キャンドルと相まって幻想的な光景を創り出していた。
雪が降る中、どの会場でも、ボランティアはロウソクの灯を付け直したり、オブジェの手直しに頑張っていた。
小樽市観光物産プラザ中庭にもワックスボウルなどで装飾され、北海製罐旧第3倉庫前の北運河雪あかり横丁は平日とあってか混雑も緩和され、スノーキャンドルやメッセージキャンドルが、ずらりと並ぶ様子がゆっくり鑑賞できた。
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