連休明けの1月10日(火)未明から降雪に見舞われた小樽では、今シーズン一番の積雪86cmを記録し、通行止めや渋滞が相次ぎ、外出時には注意が必要だ。
24時間の降雪では、道内173地点のうち、1位57cmの小金湯次ぐ、2位の48cm(14:00)を観測し、一気に降る大雪に市民はうんざりした様子。
◎2023年1月10日14時の北海道の24時間降雪量多いほうから(アメダス)
その要因として、冬型の気圧配置で雪雲が北風に乗り、小樽付近に入り込んでいる影響で、断続的な降雪が続いている。
1年に1度あるかないかの大雪となった小樽で、市民らは生活道路の確保に追われた。朝から何度、雪かきしても追いつかないと、半ばあきらめかけている人もいた。ストーブの煙突が低い位置についている住宅では、雪に埋まらないように何度も雪かきをするなど、大雪の対処に大わらわ。
JR北海道では、10日(火)14:15現在、降雪の影響により、函館線、千歳線の一部の列車に運休及び遅れが発生している。
明日11日(水)は冬型もゆるみ、雪がちらつくところもあるが、量的には大雪にはならず、午後には高気圧に覆われて晴れ、気温も+4℃となる見込みで、屋根からの落雪などに注意を呼び掛けている。