大晦日の夜から雪も降らず気温も1℃前後に経過し、元旦としては温かな日となった小樽では、2023(令和5)年の初日の出を見ようと、初日の出スポットである石狩湾に上る朝日が望める祝津パノラマ展望台に、大勢の見物客が訪れていた。
日の出時刻の7:08には、上空が厚い雲に覆われ、日の出が望めない重い雰囲気が漂っていたが、それでも続々と車が到着し、身動きが取れないほど混雑した。
ノイシュロス小樽からパノラマ展望台まで路上駐車する車が並び、パトカーが出動して駐車しないよう呼びかける事態となった。
結局、予定時刻を過ぎても太陽が顔を出す気配もなく、あきらめて帰る人の姿が見られた。しばらくすると空が明るくなり粘ること40分。
7:45頃に雲の切れ目から太陽が現れ、その瞬間をカメラに収める人もいたが、ご来光は長くは続かず、また雲に隠れてしまった。
この穏やかな天気も明日2日(月)には雪が降り出し、気温もぐんと下がり、最高気温でもマイナス7℃の真冬日となり、寒さと雪は3日(火)も続く見込みだ。
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