社会福祉法人小樽市社会福祉協議会(近藤眞章会長)では、2022(令和4)年度カレンダーリサイクル事業で、初めて高校生ボランティアに協力を募り、小樽市総合福祉センター(富岡1)4階研修室を会場に12月1日(木)から行われており、27日(火)の10:00〜12:00は仕分け作業に6名、13:00〜15:00は仕分け作業と施設へ渡す作業に5名の高校生が協力。
集まったカレンダーを、絵付きと文字のみに仕分けし個数を確認。午後は仕分け作業の他に、受け取りに来る希望施設に渡す作業も学生たちが行った。
同会ボランティア・市民活動センター担当者は、「コロナ禍で高校生の活躍の場が少なく、ボランティアを募ることで、この事業を知りボランティア活動の機会にもなった」と話している。
23年も続くこの事業は、道内外の企業等から同会へカレンダーの寄贈を受け、市内の高齢者や障がい者施設の入所者等へ届けている。多い年で4,000〜5,000部のカレンダーが集まったていたが、今年は約1,500部。
12月26日(月)までに寄贈された壁掛けや日めくり・卓上カレンダーや手帳を仕分けし、必要とする市内20施設に配った。
双葉高校3年・奉仕活動部の浦場匡平さんは、「単調な作業だが楽しい。誰かのためになるなら協力し、社会貢献したい」と話した。
桜陽高校2年・ソフトテニス部の3名は、「初めてのボランティアで楽しい。部活動は冬休みなので、また協力したい」と話していた。
カレンダーを取りに訪れた塩谷児童センター担当者は、「子どもたちが使う可愛いカレンダーをいただき、毎年助かっている」と喜んでいた。