キャンドルとLEDでクリスマスを演出 夜の小樽北運河

 

 

 北運河の旅を提案する、小樽北運河ツーリズム推進協議会主催の北運河クリスマスナイトの前夜祭が、小樽市観光物産プラザ(色内2)で 12月23日(金)に行われ、24日(土)のクリスマスイヴも、夜の歴史的建造物でロマンチックなクリスマスが楽しめ、25日(日)まで開催されている。

 

 同協議会の坂口武さんは、「小樽では夜の遊び場所が少ないので、小樽らしいクリスマスを過ごしてもらおうと、歴史的建造物の空間を活用しキャンドルの温かさを伝えようと開催した。宿泊客に利用してもらいたいと、オタルヴァンショー(ホットワイン)無料券を、市内の宿泊施設に8,000枚配布した」と話した。

 

 会場前には、キッチンカー2台が通行人を引き寄せ、キャンドルカフェとなった三番庫には、中央にクリスマスツリーを展示してムードを高め、中庭には、キャンドルの灯りとLEDで幻想的な光景を醸し出し、来場者は、キャンドルにメッセージをしたため、北海道ワインのおたるロゼで作ったオタルヴァンショーで乾杯し、北運河でクリスマスを過ごした。

 

 カメヤマ株式会社の陶器製のLEDライト「ポタリーシリーズ」のハウスや、アーティストのCandleTomatoさんのキャンドル作品版売ブースが設けられた。

 

 24日15:00過ぎには日中の強風もやみ、歴史的建造物の小樽らしさとLEDと600個のキャンドルのコラボレーション、世界中の人々が集まって幸せになるようなカラフルなワックスボウルを融合させ会場を多くのカップルが訪れ、撮影を楽しんでいた。

 

 一番庫では、先日の開催のスイーツフェスタでも実施された、小樽市日本遺産推進協議会企画のおたるハート缶製作体験が、先着100名に行われた。

 

 大切な人に贈るメッセージや贈り物(食料品以外)を缶(直径7cm×高さ4cm)に詰めた、世界にひとつだけのクリスマスプレゼントが、所要時間は5分ほどで出来上がった。

 

 協力者であるホープワンの天野友嗣代表取締役社長は、「缶のラベルには、これまでの3倉庫に冬景色の小樽運河の写真も加え、クリスマスバージョンにして対応している」と話し、多くの体験を呼びかけた。

 

 25日(日)も同じ内容で実施される。