小樽雪あかりの路実行委員会(発会)が、西條文雪実行委員長をはじめ、実行委員約20名が出席し、12月7日(水)14:00から運河プラザ(色内2)3番庫で開かれた。
小樽雪あかりの路2023の開催日程は、2023(令和5)年2月11日(土)〜18日(土)17:00〜21:00の8日間で、運河会場を北運河まで延長し、天狗山会場と4つのエリアで展開する。
冒頭、西條実行委員長は、「コロナの陽性者が高止まりだが、日本人観光客数はコロナ前に戻っていて、通常の雪あかりに戻そうと企画。
旧手宮線会場は縮小となるが、運河100年にちなみ運河会場を長くして、新しいことにトライしよう」と協力を求めた。
暖かみのある色合いで、雪あかりが醸す暖かさ、そして、明るい未来の光と小樽の展望を表しているという、イベントポスター2,500枚も完成し、本日から配布を行った。
雪あかりの路は25年間・四半世紀も続いており、これから先も続けていきたい想いを込め、テーマを「四半世紀。想いは今も そして これからも・・・」とした。
運河会場Aは、浅草橋〜中央橋まで浮き球キャンドル200個を水面に浮かべ、散策路には、スノーキャンドルやメッセージキャンドルを灯し、レトロな街並みを演出する。
運河会場Bは、中央橋〜龍宮橋までスノーキャンドルやスノーオブジェ等を造り、運河の森をテーマに、運河会場Aとは違った雰囲気をつくる。
旧北海製罐第3倉庫を含む新会場の北運河会場はライトアップし、その前で屋台を開店し、運河会場の最終地点にも観光客を呼び込む仕掛けだ。
天狗山会場は、森林の中に浮かび上がるオブジェが、冬の小樽の夜景とコラボレーションが楽しめる幻想的な雰囲気を演出。
手宮線会場は文学館美術館前のみの造成となり、市内40ヵ所のあかりの路会場は、自主的にスノーキャンドルで街を灯し、訪れる人々を歓迎する。
あかり人(ろうそくを灯す人)を継続し、おたべるトクトク切符やバックヤードツアー、SNSフォトコンテストなどを企画。
同イベントは、多くのボランティアに支えられ、コロナ前の22回では延べ2,314名ものボランティアの協力があった。
今回は、雪あかりの路でボランティア体験を旅行商品にして観光客の誘致を図る、ボランティアツーリズムを実施する。
海外ボランティアは、韓国ボランティア団OKOBO(オコボ)が2月6日〜22日に25名前後、台湾の学生ボランティアyooohao(ヨーハオ)が2月8日〜20日に40名、来樽する予定。このほか、小樽商科大学生や地元高校生にも参加を呼びかけている。
これまでの9個入り500円の雪あかり用ロウソクは、8個入り100円で販売する。
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