全国一斉改選 小樽市民生・児童委員委嘱及び退任

 3年に1度の民生委員・児童委員の全国一斉改選が、12月1日(木)付けで行われ、小樽市(迫俊哉市長)でも、迫市長をはじめ、近藤眞章小樽市社会福祉協議会会長、森田信子小樽市民生児童委員協議会顧問、小樽市民生児童委員協議会会長代行の松本康志氏、勝山貴之福祉保険部長、民生委員・児童委員約103名が出席し、11:00から市民センター(色内2)マリンホールで委嘱状伝達式及び退任式が行われた。

 

 民生委員は児童委員を兼務し、地域住民の身近な相談に応じ、福祉制度の紹介などともに必要なサービスを受けられる関係機関への橋渡し役などを務めている。

 

 塩谷・オタモイ・浜小樽・入船西など16地区の分かれている小樽で、344名枠に、新任36名・再任284名の合わせて320名の委員が配置されている。

 

 厚生労働大臣及び北海道知事からの委嘱状が市長から伝達され、退任する39名には、同・感謝状が松本会長代行から授与された。

 

 銭函地区で24年間民生児童委員を務めた宮崎與志久さんが退任者を代表し、「1998(平成10)年12月から24年間、地域の皆さんに少しでも役立つよう務めた。今の状況の中、これから活躍する皆さんは苦労も多いと思うが、地域の皆さんには笑顔と思いやりを持って接し、信頼される委員となるよう民生児童委員経験者として、影ながら応援させていただきたい」と挨拶を述べた。

 

 迫市長は、「地域の実情を把握し、地域の福祉向上に情熱を持って貢献し、心より感謝を申し上げる。退任される委員の皆さんは、日々努力を惜しまず、在任期間中地域にとって重要な役割を全うされたことに改めて感謝する。

 

 住み慣れた地域で世代を超えて支え合い、課題を解決する地域共生社会の実現のため、地域の方々の相談に乗り必要な援助を行っていただき、日頃の委員活動や研修会の参加など研鑚を積まれ、これからも関係機関と連携を密にして対応してもらいたい」と述べた。

 

 ◎小樽市民生児童委員協議会(外部)

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