小樽市産業港湾部港湾室は、11月14日(月)に小樽港長(小樽海上保安部長)から、小樽港港湾管理者(小樽市長)に、米国艦船のミサイル巡洋艦アンティータム(9,957トン)が、2023(令和5)年2月6日(月)〜10日(金)に、小樽港入港を希望する通知があったことを発表した。
同艦は、全長160.6m・喫水10.1m・全幅16.7m・排水トン数9,957トン・マスト高43m・最大上陸人員402人。
今回は、給水や食料確保・ゴミ処理・乗組員の休息など、通常入港としている。小樽港への寄港は、希望していた2019(平成31)年2月1日〜5日を取りやめ、1992(平成4)年以来2回目となる。
船の大きさから接岸可能な岸壁は、勝納ふ頭1番バース・中央ふ頭4番バース・港町ふ頭3番バースの3ヶ所のいずれかになるため、3つの判断基準に従い、(1)接岸船舶の出入港時と接岸時の安全性、(2)商業港として港湾業務への影響がないかどうか、(3)核兵器搭載の有無を確認し、岸壁の手配には、貨物船とのバッティングがないことを確認する必要があるため、回答は直前になる見込み。
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