2022(令和4)年の冬を彩る小樽・余市ゆき物語が11月1日(火)に開幕し、オープニングセレモニーが、3年ぶりに16:30から浅草橋街園(港町5)で開かれた。
先着200名にホットココアの無料配布も行われ、大勢の観客に見守れながらイベントがスタート。2月19日(日)のロングランで実施される。
西條文雪小樽観光協会会長は、「小樽を訪れる観光客に楽しんでもらえるよう企画している。今年は市制施行100周年で、来年は小樽運河が完成して100周年になる。ゆき物語も運河にクローズアップして、なおさら運河をアピールしたい」と挨拶した。
浅原富希子&ゴスペルクワイア小樽Sea of Grace11名によるミニライブが開かれ、1万個のLEDライトが一斉に点灯した。3曲を次々と披露し、会場に澄み切った歌声が響いた。
会場を訪れた人々は、運河の水面にブルーのライトが反射して、幻想的な光景に包まれた運河を散策し、気に入ったイルミネーションをバックに写真撮影を楽しんでいた。
ブルーのライトに装飾し運航を予定していた運河クルーズは、強風のため終日運休となっていた。
運河プラザ1番庫では、小樽未来創造高校1年生〜3年生の4名が、1週間かけて制作した約2,000個のワイングラスタワーが展示されている。
北優月さん(1年)は、「グラスを磨くところから始めて2,000個は大変だった。重ねるところで寄りすぎたり、微調整が大変だった。どうなるかと思ったが完成できて達成感が得られた」と話した。
川村雅人教諭は、「初めて四角錐から円錐に変えた。この取り組みは、産業の継承についてなど、高校生に考えさせることも沢山あり良い体験となった」と話している。
8年も使っていたアクリル板13枚を新調したり、パーツをリニューアルする費用のため、「小樽ワイングラスタワーをリニューアルして小樽の冬の観光名物に!」と、クラウドファンディングを始め協力を募っている。目標額45万円。
JR余市駅前周辺でも、ウイスキーの街らしい琥珀色のイルミネーションの点灯が、11月1日(火)16:00から始まり2月19日(日)まで行われる。1月31日(火)までは16:00〜22:00、2月は17:00〜22:00。
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