10月31日(月)11:00から、小樽市役所(花園2)2階市長応接室で、迫俊哉市長が定例記者会見を開いた。
冒頭、迫市長は、10月21日(金)に市民センター(色内)で開催された小樽市制施行100周年記念式典について触れ、「今後も新たな100年に向け、次代を担う子どもたちに、ふるさと小樽の歴史を繋いでいきたいという決意を新たにした」と述べた。
市からは、子育て応援クーポン・勤労女性センター放課後児童クラブの移転・2023(令和5)年小樽市二十歳を祝う会の3つの報告があった。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、物価等が高騰していることから、子育て世帯の家計負担を軽減し、市内での消費喚起と市内経済の活性化を図るため、子育て応援クーポン事業を実施する。18歳未満の子どもを対象に、発行冊数12,000冊程度。
2022(令和4)年9月1日時点で、小樽市に住民登録のある2004(平成16)年4月2日以降に出生した人に対し、10月21日(金)〜31日(月)に簡易郵便で世帯主宛に送付した。
2022(令和4)年9月2日〜12月31日に出生した市民、同期間に小樽に転入した2024(平成16)年4月2日以降に出生した人には随時配布する。
クーポン1冊10,000円(1000円券10枚綴り)を1冊ずつ配布。地域応援券5枚と市内共通券5枚。10月30日時点でクーポン使用可能店舗は838店舗。加盟店舗はHPに随時更新。使用期間は2022(令和4)年11月1日(火)〜2023(令和5)年1月31日(火)。
稲穂小学校児童対象の勤労女性センター放課後児童クラブが、安全確保の観点から長年の懸案だったが、工事が完了して開設の準備が整ったため、同小学校へ移転を早め11月7日(月)から開設する。
開設時間は平日下校時〜18:00、土曜日と長期休業は8:20〜18:00、クラブ室Aは定員32名、クラブ室Bは定員22名。登録児童はA室21名・B室20名。
2023(令和5)年の小樽市成人式については、民法の一部を改正する法律が成立し、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたが、これまで同様に20歳という節目を祝う祝賀行事とするため、成人式の名称を「小樽市二十歳を祝う会」に改名し、20歳での実施を決めた。
対象者は、2002(平成14)年4月2日〜2003(平成15)年4月1日に生まれた市民で、該当者は、2022(令和4)年9月1日現在、879名(男446名・女433名)。
参加者約600名を推定し、感染対策の徹底・式典の時短・お茶席や記念写真コーナーの中止、参加者の連絡先を把握するため、当日、受付で案内状を回収する。
開催は、2023(令和5)年1月8日(日)、会場:小樽市民会館(花園5)、開場14:00、式典15:00〜15:25、アトラクション15:25〜15:40。
迫市長は、従来通り20歳で成人式を実施することに関して、「18歳は受験や就職活動などの時期と重なり、より多くの若者が集うことができる20歳が望ましい。ほとんどの自治体が20歳を祝う会という形をとっている」と答えた。