小樽市高齢者懇談会「杜のつどい」(星功会長)では、10月29日(土)に、産業会館(稲穂2)1階にある杜の広場を初めて会場として、日頃の取り組みの成果を発表する文化祭を開催した。
これまでは産業会館で開催されていたシルバーエイジ作品展に出展していたが、今回は別々の実施となった。
50講座のうち12講座による約300点以上の作品を展示。会員をはじめ一般市民も来場し、取り組みを知らせる良い機会になった。
コロナ禍で思うように活動ができず、活動停止に追い込まれた時もあったが、2022(令和4)年度から徐々に講座が再開。会員に笑顔が戻り、人数制限は続いているものの60歳代~90歳代の会員350名が、それぞれに気に入った講座で仲間と楽しんでいる。
会場には、生け花や書道・絵手紙・絵本の模写・新聞ちぎり絵・アイヌ刺繍のタペストリーなどの作品が並び、手編みコーナーでは講師の説明も聞くことができた。小樽市の委託を受けた脳力アップ教室やぬりえの講座にも熱心に通っているという。
かんたん布あそびでは、会員の林さんが講師となり、針金のハンガーを使ってクリスマスオーナメントを指導。季節の行事に合わせて作品づくりに励んでいるという。これからは、来年の干支・うさぎに関するものを作る予定。毛糸で編んだ足カバーの販売やトイレットペーパーフォルダーなど、一部の作品販売も行われた。
星会長は、「今回の文化祭は大成功。高齢者の町・小樽なので開催して良かった。どれも立派な作品で素晴らしい」と話した。
杜の広場(第2)では、フラダンスや囲碁・パークゴルフ・ストックウオーキングなどの講座を写真で紹介していた。
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