2020(令和2)年3月に新型コロナ感染症拡大防止のための緊急事態宣言下で運動不足となり、小樽の高齢化率も40%を超えて介護問題も深刻化し、健康に対する意識が大きく変容していく中、ダンスうんどう塾本部(有幌町・小林英夫塾長)では、9月6日〜12月27日の毎週火曜日10:00〜11:30 、小樽市生涯学習プラザ(富岡1)レピオを会場に、教育委員会主催のはつらつ講座修了生と市民を対象に、寺子屋・イキイキ健康体操OB会を実施している。(写真提供:ダンスうんどう塾)
「地域の皆さんが“きらり”と輝き、歩いてまちづくり」を目的に、小林塾長とスタッフの中村ひとみ氏と菅尾範子氏が丁寧に指導。
18日(火)は7名が参加し、「転倒防止し、けんこうで知的に100才」をテーマに座学を行い、健康寿命を伸ばし、少子高齢化社会の今だから高齢者が労働力の確保に重要な力となり、医療費・介護費用の削減にも繋げるとし、幸せホルモンを増やす方法も伝授した。
「転倒予防が社会貢献になる」と題した実学では、転倒予防や血流循環が良くなる姿勢の作り方や、自分の足で歩き続けたい人のための体操も盛り込まれ、参加者からは、「足や膝が軽くなった」「楽しく歩ける」「友人知人の1人でも多く伝えたい」との感想があり、心地良い汗をかいていた。
小林代表は、「転倒による骨折などで介護になららないよう健康寿命の延伸が望まれ、日常生活において運動不足から膝関節の違和感や不安感・痛みなどの心配要素も増えてきた生産年齢から介護までの健康な年代の方たちのために、自分の実学体験をもとに膝関節寿命の延伸と緩和などを、音楽を聴きながら楽しく運動に取り入れている」と話し、この取り組みを小樽から発信し、後志管内に広げ、道央、さらに全道、日本各地へ広まるをことを願っているとした。
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