小樽市議会2022(令和4)年第3回定例会が、9月28日(水)13:00から議場で再開し、今定例会に提出された議案27件(市長提案25件・議員提案2件)のうち、可決12件・人事案件同意・非核港湾条例案否決、決算認定にかかる13件は継続審査となった。
最終日に市長から追加提案があった、議案第25号令和4年度一般会計補正予算は可決。
新型コロナウイルス感染症により生活が困窮した世帯に対し、一定の要件を満たした場合に支援金を支給している「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業費」について、12月末まで申請期限の延長に伴い、846万円を増額し、国が求めるオミクロン株対応ワクチン追加接種や、5歳以上11歳以下の小児に対して3回目の接種体制確保に向け、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費4億1,391万円や、新型コロナウイルスワクチン接種事業費3億5,856万6千円を増額した。
また、小澤倭文夫氏を議案26号教育委員会委員に引き続き任命することに同意。
議員から追加提案があった議案第27号議員の派遣については可決。自治体DX化に向けた市の業務改善(大阪府泉大津市)及び、公共施設建替(体育館・プール一体化、福岡県北九州市)について調査する。期間は10月30日〜11月2日。
議案第6号〜18号の13件は継続審査となり、10月3日(月)・4日(火)・5日(水)・6日(木)に、決算特別委員会を予定している。
陳情に関しては、今定例会で新たに付託されたものはなく、継続審査中で結果の出たものもなく、新たに付託されたものもない。
意見書案5件では、1号の安倍晋三元内閣総理大臣の国葬の中止を求める意見書案は否決、2号の国土強靭化に資する社会資本整備等に関する意見書案は可決。
3号の道教委「これからの高校づくりに関する指針」を見直し全ての子どもに豊かな学びを保障する高校教育を求める意見書案と、4号の地方の農地の保全と活用のための支援拡充を求める意見書案、5号の「公共交通事業者への緊急的支援」を求める意見書案は、全会一致で可決となった。
共産党・丸山晴美議員から、昨日の安倍元総理大臣の国葬に合わせて、市庁舎に半旗を掲揚したことに対する抗議で動議が提議され、市長に説明を求めた。採決では賛成少数で否決となった。
9月6日(火)に開会した2022(令和4)年第3回定例会は、予定通り会期23日間で閉会した。
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