小樽市(迫俊哉小樽市長)は、8月30日(火)14:30から市役所(花園2)3階第1委員会室で、2022(令和4)年度小樽市議会第3回定例会提出予定議案について説明を行った。同定例会は、8月30(火)の招集告示・9月6日(火)提案説明を予定。
提出予定の議案は、議案第1号令和4年度小樽市一般会計補正予算から議案第5号令和4年度小樽市後期高齢者医療事業特別会計補正予算までの補正予算5件、議案第6号令和3年度小樽市一般会計歳入歳出決算認定から議案18号までの決算関連13件、条例案5件、専決処分報告4件、その他の報告4件、最終日に提案予定の人事案件1件。
令和4年度補正予算(案)の概要は、国の新型コロナウイルス感染対応地方創生臨時交付金などを活用し、物価高騰の影響を受けている低所得の高齢者世帯等を支援する、高齢世帯等生活支援事業費2億8,795万8千円は、1世帯あたり2万円を支給する。対象世帯は、75歳以上のみで構成される世帯や重度心身障害者医療費受給書を交付されている障害者がいる世帯で、対象数は14,000世帯。支給予定は令和4年11月以降。
感染症患者の増加に伴う医療費や検査委託料など経費を増額する、新型コロナウイルス感染症対策事業費7,452万3千円を計上。対象期間令和4年9月末までを令和5年3月末まで延長した。
感染者宿泊療養施設等移送事業費や自宅療養者・濃厚接触者の健康観察業務、24時間対応の発熱者相談センター業務の委託期間や、高齢者施設や障がい者施設等に従事する職員を対象とした定期的なPCR検査実施期間を延長した。
災害に備えるための北海道市町村備荒資金組合納付金4億8,335万円は、限度額3億円まで普通納付金を増額するほか、庁舎建設に必要な資金として超過納付金を納付。
100年企業表彰式開催事業費補助金253万2千円は、表彰企業50社を見込んでいたが80社とし、記念誌も100冊を130冊に増やした。
令和4年度補正予算額は、一般会計23億6,558万2千円、国民健康保険事業特別会計1億8,803万3千円、住宅事業特別会計835万1千円、介護保険事業特別会計2億8,761万円、後期高齢者医療事業特別会計6,602万円、合計29憶1,559万6千円を計上した。
この他、オミクロン株に対応する関連予算の追加提案を予定している。
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