努力の賜物! 6回目のデイサービス合同作品展示会

 小樽市デイサービス連絡協議会(宮下晃一会長)では、第6回デイサービス合同作品展を、8月18日(木)〜20日(土)の日程で、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーを会場に開催している。

 

 コロナ禍で、2019(令和元)年の5回目を最後に、3年ぶりとなる今回は、規模を縮小して、同協議会に加盟する8事業所から、デイサービスに通う利用者の努力の積み重ねが滲み出した作品に、来場者は心を和ませていた。

 

 まだまだコロナ禍で出展数も少なかった一方で、年数をかけて作った見事な作品が出展できたのも特徴のひとつだと説明された。

 

 デイサービスセンターはる(赤岩2)では、様々なクラブ活動があり、作品展では、さをり織りと藍染めクラブで作成した作品が目を引いた。

 

 3台の織機がフル稼働し、さをり織りで作った布が、ゾウやクマなどのかわいらしいのぬいぐるみに変身。

 

 展示スペースの壁には、藍染の多彩な作品が紹介され、作品作りに取り組む生き生きとした姿か感じ取れる。

 

 会場の突き当りには、デイサービスあじさいによる手作りのひまわりが満開となり、世界の平和を訴えているようだ。また、花好きな職員の協力で、ドライフラワーから押し花の作品づくりに初挑戦したという。

 

 

 スローフィットデイはびるでは、提灯も飾つけた手作り神輿を出展。工夫を凝らした事業所の努力が伝わる。

 

 このほか、パッチワークの大作や絵手紙・書道などの力作が並び、来場者は足を止めて見入っていた。

 

 

 山本めぐみ副会長は、「コロナ禍であるが、皆さん一生懸命に作った作品を、少しでも多くの方に見に来ていただきたい。これからは様子を見ながら活動を再開する予定」と話した。

 

 第6回デイサービス合同作品展示会 8月18日(木)〜20日(土)10:00〜16:30
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー 入場無料

 

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