小樽市シルバーエイジ作品展 力作90点発表

 小樽市と小樽市老人クラブ連合会の共催で、2022(令和4)年度小樽市シルバーエイジ作品展が、8月10日(水)〜14日(日)に、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで開かれている。

 

 2018(平成30)年度までは産業会館(稲穂2)を会場としていたが、4年ぶりの開催は、初めて同美術館を会場に、市老連加盟41クラブのうち9つが参加し、手芸・工芸・短冊・絵画・パステル画・ちぎり絵・書道・写真の90点を展示している。

 

 迫俊哉市長や佐々木茂市老連会長らが出席し、10:00から開会式が行われ、テープカットを行い開幕を祝った。

 

 迫市長は、「多彩な作品が展示され、日頃から創作活動に向上心を持って取り組み、頼もしく思う。一生懸命に丹精込めて作られ敬意を表する。生きがいを持ち健やかに元気に暮らせるように、しっかりとサポートしていきたいと心を新たにした」と挨拶した。

 

 佐々木会長は、「作品数も90点となり、開催することができた。今まで出番がなかったと見受けられ、作品展を企画して良かった。当番を割り振りして、最終日までよろしくお願いする」と述べた。

 

 新光東コスモス会の平野勝代さんは、初めての作品展を経験し、「スコップ三味線の演奏会で着る陣羽織を出展。帯から羽織にリメイクした」と話し、展示している亀の子つるし雛や、クリスマス用リースについても説明した。

 

 コロナ禍で、みんなで集まるまでには至っていないため、各家庭で手芸を楽しんでいるという。

 

 会場には、フラダンス用ドレスやつるし雛・パッチワーク・編み物などの手芸品や、木製の折り畳み椅子・座面をイグサで作った木製の椅子などの工芸品、写真や絵画も並び、仲間の作品を鑑賞し合っていた。

 

 令和4年度小樽市シルバーエイジ作品展
 8月10日(水)〜14日(日)9:30〜17:00(最終日12:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー
 8/12(金)休館日 入場無料

 

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