札幌学院大まちおこし研究会 小樽でCafe&Bar開店

 札幌学院大学の新サークル「まちおこし研究会」(細川拓真代表)は、小樽屋台村レンガ横丁(稲穂1)入口のアンテナショップで、8月18日(木)〜21日(日)に樽Cafe&Barを開店する。

 

 同研究会は同大有志が集まり、設立前から、同大・松代弘之非常勤講師が実行委員長を務める国際スポーツ雪かき選手権活動に参加し、小樽市の町内会を拠点に、昨年10月から活動を開始。現在29名の学生が在籍し、今年10月には公認サークルになる予定。

 

 現在の3年生はコロナ禍でオンライン授業を強いられ、サークル活動もなく、通常の学生生活を楽しめなかったこともあり、会員募集では3年生が多かった。

 

 町内会と連携し、高齢者向けスマホ教室の開催や雪かき選手の運営、町内会の神輿担ぎなど、親交を深めて地域貢献に繋がる活動を実施してきた。

 

 今回は同大生と市民の交流の場を創出しようと、樽Cafe&Barを企画。「海辺のお店」をコンセプトに、11:00〜15:00をCafeタイム、16:00〜21:00をBarタイムに分け、お1人様も大歓迎で、学生との交流で楽しいひと時を過ごしてもらう。

 

 Cafeタイムでは、子どもから若い世代をターゲットに、韓国発祥のスイーツクロッフルやカラフルな色が楽しめるクリームソーダなど、Barタイムはビールやワインなどのアルコールとおつまみを提供。

 

 クロッフルの試作風景や準備の様子を、InstagramやTwitterで発信。お得な情報も。

 

 昨年度からは、小樽ふるさとまちづくり協働事業の採択を受け、高齢者にスマホを通じて対話できるスキルを身につけてもらおうとスマホ教室を実施している。

 

 学生と高齢者が1対1となり、質問や疑問に丁寧に応えている。LINEグループを作って学生と繋がり、気軽に連絡を取り合える関係も構築。

 

 さらに、ZOOMで互いに話し合えるスキルを身につけ、見守り効果も期待してZOOMを通じてラジオ体操など実施する計画。

 

 同教室を希望する町会・団体は、松代(090-1702-6079)まで。8月20日(土)に入船六三町会、28日(日)に石山町会を予定している。

 

 細川代表は、「市内の内部へ入って活動し、1対1で話す機会良いとなり、世代が離れていても温かく受け入れてくれてありがたい。住民でなければ出会えない皆さんと取り組み、やりがいを感じている。小樽にとって価値のある活動になれば」と意欲を示した。

 

 ◎札幌学院大学「まちおこし研究会」(外部)

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