北前船子ども使節団 新型コロナ感染拡大で開催見送り

 8月3日(水)〜7日(日)の日程で、北前船子どもフェリー使節団の実施を予定していた、団使節団小樽実行委員会(西條文雪会長・26団体)では、新型コロナウイルス感染症急拡大により、今回の開催を見送ると発表した。

 

 実施を計画していた本事業は、長時間でフェリーや高速バスでの移動があり、子どもと高齢者が一緒に行動するため、加賀実行委員会からも開催は難しいとの連絡もあり、検討を行い来年度に開催を延期するとした。

 

 2018(平成30)年に北前船の寄港地として、小樽市が日本遺産に認定され、その記念として相互訪問事業を企画。2019(令和元)年7月に、加賀市の子どもたち30名が小樽市を訪れている。

 

 その後、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、訪問事業が実施できない日が続いていたが、今回は、小樽の小学5・6年生24名と大人10名の合計24名の同使節団が、北前船主のふるさとを訪ねる計画で、参加予定の子どもたちは、研修会で学ぶなど準備をしていたところだった。

 

 協賛金については、引き続き受け付けを行っている。

 

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