北前船子どもフェリー使節団加賀市訪問 寄附金募集

 北前船子どもフェリー使節団小樽実行委員会(西條文雪会長・26団体)は、西條会長・土屋周三副会長・高野宏康事務局長が出席し、7月20日(水)11:00から、市役所(花園2)2階記者室で同使節団実施の詳細を報告した。

 

 小樽市は、2018(平成30)年に北前船の寄港地として日本遺産に認定された。その記念として相互訪問事業を企画し、2019(令和元)年7月に、加賀市の子どもたち30名が小樽市を訪れている。

 

 新型コロナウイルス感染症の影響で中断を余儀なくされ、今年2022(令和4)年は、8月3日(水)〜7日(日)の日程で、小樽の小学5・6年生24名と大人10名の同使節団が北前船主のふるさとを訪ねる。

 

 西條会長は、「小樽の町づくりのルーツが向こうにある。郷土愛を育み有意義な旅としたい」と期待を寄せた。(写真提供:北前船子どもフェリー使節団小樽実行委員会)

 

 参加する子どもたちは、事前に北前船や訪問する北前船寄港地・船主集落・小樽のまちについて研修会が行われており、24日(日)13:00からは小樽市総合博物館で歴史を学ぶ。31日(日)までには、加賀市のレセプションパーティでスピーチする小樽の魅力についてレポート提出を行い、8月1日(月)に最終研修会を予定している。

 

 土屋副会長は、「小樽の子どもたちが加賀市に出かけるツアーは初めて。地域の歴史・文化を伝える相互交流として、2020(令和2)年に計画したが延期に。大家倉庫や旧小樽倉庫を知っているが、本家を見ていない。倉庫と本家の結びつきを知るなど、成功に導きたい」と話した。

 

 8月3日(水)15:30からフェリーターミナルで結団式・壮行会を実施し、17:00に出航する。新潟市・金沢市・加賀市・小松市・富山市を訪問し、7日(日)16:45に苫小牧港に着く予定。

 

 実施に伴い、以下の通りで寄附金を募っている。

 個人1口5千円、団体・法人は2口以上1万円から
 募集期間:7月18日(火)〜8月3日(水)
 振替口座:北洋銀行小樽中央支店(341) 普通口座NO.4342929
 口座名称:北前船子ども洋上セミナー小樽実行委員会事務局

 

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