小樽市教育委員会では、外国語指導助手(ALT)のスチュアート・キモン・ラザイナ氏(28)とスパグノーロ・ブランドン・マイケル氏(28)が、2022(令和4)年1学期を以って帰国することになり、7月11日(月)16:00から、迫俊哉市長を表敬訪問し報告会を行った。
ジャマイカ国籍のキモン氏は、2016(平成28)年8月21日から長橋中など市内13校の小中学校で英語を指導した。
カナダ国籍のブランドン氏は、2017(平成29)年8月27日から忍路中など市内10校の小中学校で英語を指導した。
市内の外国語指導助手は6名で行ってきたが、コロナ禍で3名に減少した時も、2名はALTのアンディ氏と力を合わせて乗り切ったという。
迫市長は、「小樽の子どもたちがとてもお世話になった。コロナで苦労もあったと思う。新しい仕事に就かれても小樽を思い出し、また来てください」と感謝した。小山秀昭副市長も交えて、小樽の思い出を語り和やかに歓談した。
キモン氏は「小樽の子どもたちとの思い出はいっぱいある。英会話が上手になり嬉しかった。みんな優しくて真面目」と話し、ブランドン氏は、「生徒と過ごした体育祭や学校祭も思い出になったが、一番の思い出は今年3月の受験で、第一志望に全員合格したこと。努力して英語も勉強し嬉しかった」と話した。
2名は、23日(土)に行われる潮ねりこみに同教育委員会の梯団で参加し、キモン氏は30日(土)に小樽を出発してジャマイカに戻り、ブランドン氏は、8月6日(土)に小樽を出発し、東京の会社に勤務するという。
2名の帰国に伴い、7月にジャマイカとカナダから2名が来樽する予定。
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