6月30日(金)付けで通知のあった米海軍掃海艦パトリオット(総トン数1,300トン)の小樽港入港希望に対し、小樽港湾管理者(迫俊哉市長)は、中央ふ頭3番岸壁の7月11日10:00〜14日14:00の利用が可能であることを、小樽港長(小樽海上保安部長)へ文書で報告。当初の予定通り8日(金)までに回答を行った。
市は、入出港時及び接岸時の安全性・商業港としての港湾機能への影響・核兵器搭載の有無について慎重に検討し、結果、入出港時及び接岸時の安全性が確保されていることや当該艦船の接岸できる岸壁の手配が可能であること、また、外務省から「現時点において核兵器搭載する米国艦船の日本への寄港はないと判断し、パトリオットについては搭載能力がなく、政府としては搭載の疑いはない」との回答を得たことなどから接岸岸壁を手配した。
これにより、パトリオットは、2016(平成28)年に続き、2度目の小樽港寄港となり、米国艦船の寄港は、2019(令和2)年2月8日のブルーリッジ以来、3年ぶりとなる。
連合北海道小樽地区連合会(佐々木克夫会長)では、11日(月)9:30から小樽港第2ふ頭突堤で、小樽港軍港化反対!米海軍掃海艦パトリオット入港抗議集会を予定している。
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