小樽で最高気温30.9℃(15:55)の真夏日を観測した7月3日(日)15:00~17:10頃、蜃気楼愛好家で札幌在住の柴田進氏(65)が銭函海岸へ観測に出かけ、蜃気楼の撮影に成功した。(写真提供:柴田進氏)
柴田氏は、「今日は気温が30℃近くになるとの予報だったので、風が弱ければ出かけるつもりでいた。実際、午前中は小樽側では風がやや強めで手稲山口側では弱い状況だったようだ。これはau/KDDIの通信障害でアメダス情報がところどころ抜けがあり、出かける出かけないの判断が難しかった。
そこで、ライブカメラと天気情報サイトの手稲山口の最大瞬間風速が5m/s以下だったので午後から銭函海岸へ出かけることにした。
15:00前後に現地に到着して廻りを見たところ、23kmほど離れている北石狩
衛生センターがすでに伸び上がっていたのを確認し撮影を開始。
その後すぐに、石狩湾新港の防波堤・消波提も伸びたり、元に戻ったりを繰り返している様子。また、近くにクレーン船が作業をしていたので、タイミングさえ合えば、こちらも大きく変化するのではないかと期待して待っていると、案の定その瞬間がやってきた。
LNGタンク | 貨物船 | クレーン船と防波堤 |
石狩湾新港防波堤 | 厚田海岸 |
さらに、厚田や浜益の海岸がバーコード状になるなどの変化を見せた。一方、小樽側は風が強かったようで発生する雰囲気が感じられず、実際にも発生はしなかったようだ。
それから今後の観測に際し、熱中症対策を加える必要があるのでご留意くだ
さい。全般的には海からの風も心地いい環境でした。おたるドリームビーチ
などにも結構人が多くなってきています」と発生状況について説明があった。
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