米海軍掃海艦パトリオット 小樽港入港希望

 小樽市(迫俊哉市長)は、6月30日(木)、小樽港長(小樽海上保安部長)から小樽港湾管理者(小樽市長)に、米海軍掃海艦パトリオット(総トン数1,300トン)が小樽港寄港に伴う岸壁手配の要請があったと発表。2016(平成28)年に友好親善を目的に、勝納ふ頭2番バースに入港し2度目の寄港となる。

 

 7月11日(月)10:00から入港して14日(木)14:00までの出港を予定し、入港目的は、乗員の休息・休暇・燃料や食料補給などの通常入港。

 

 同船は、全長約68.3m・幅11.9m・排水量1,300トン・最大速度14ノット(時速約26km)・最大上陸人員60名。直前の寄港地は佐世保基地。

 

 今年2月に米国艦船「STOCKDALE(ストックデール・9,200トン)」が寄港を要請していたが取りやめたため、2019(令和2)年2月8日のブルーリッジ以来、3年ぶりとなる。

 

 市は、入出港時及び接岸時の安全性、商業港としての港湾機能への影響、核兵器搭載の有無の3つの項目について慎重に検討中で、総務部は、外務省や米国領事館へ核兵器搭載の有無の照会を求め、7月7日(木)まで返事を待ち、入港について精査している。8日(金)には手配できるかどうか、小樽港長に回答する予定。

 

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