北前船子どもフェリー使節団小樽実行員会(西條文雪会長)では、8月3日(水)〜7日(日)の4泊5日に新日本海フェリーに乗船し、加賀市をはじめとする北陸の北前船寄港地を訪問する、北前船子どもフェリー使節団を開催する予定で、市内小学5･6年生20名と18歳以上の随行員10名程度の参加募集を始めた。
2018(平成30)年に小樽市が「北前船」日本遺産に追加認定され、小樽市と北前船の交易を通じて歴史的に深い関わりがある加賀市の小学生が、相互交流を目的に2019(令和元)年7月25日〜27日にフェリーで小樽市を訪問し、北前船子ども洋上セミナーを開催した。
これを受け、小樽市でも、2020(令和2)年7月に小学生をフェリーで加賀市をはじめとする北陸の北前船寄港地を訪問し交流する、北前船フェリー交流･地域活性化事業を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2年間延期が続き、このほど開催が実現する。
8月3日(水)に新日本海フェリーの小樽〜新潟便に乗船し、4日(木)に白山神社大船絵馬や銭屋五兵衛記念館などを訪問し、5日(金)北前船主集落･橋立や北前船の里資料館などを見学し 交流会等を行い、6日(土)北前船主集落･安宅、北前船廻船問屋森家など見学して、新潟〜苫小牧便に乗船し、苫小牧港からバス移動で小樽へ。
参加した児童は、北陸の食文化(菓子等)を調査し、北陸の北前船日本遺産認定自治体の特徴と小樽･北海道との繋がりを調査してまとめ、終了後に発表会･展示などプレゼンテーションを実施し、終了後は、事業全体の成果報告書を提出する。
費用は小学生3万円･随行員6万円で、申込は6月17日(金)までに、(株)日本旅行北海道小樽支店(0134-33-4455･FAX0134-33-4465)へ。
問合せ 080-5423-7658･メール 北前船子どもフェリー使節団実行委員会
