小樽市(迫俊哉市長)は、5月31日(火)16:30から、2022(令和4)年小樽市議会第2回定例会に提出予定の議案について説明を行った。
同定例会は、5月31日(火)に招集告示、6月7日(火)提案説明を実施する。
提出予定の議案は、議案1号令和4年度小樽市一般会計補正予算、議案2号病院事業会計補正予算の予算議案2件、条例案4件、工事請負契約など5件、最終日に追加予定の人事案件1件。
一般会計補正予算では、新型コロナウイルス感染症対策事業費1億2,975万4千円を計上し、検査委託料1億111万3千円は、医療機関の検査で陽性者が確認された無症状濃厚接触者家族にも医療機関での検査可能とした。
クラスタ―対策事業費1億4,515万2千円に関する新たな取り組みとして、自宅療養者や濃厚接触者の健康観察業務及び新型コロナウイルスに関する一般的な問い合わせ等に対応する相談窓口業務を外部委託した。健康観察は4月から、相談窓口は6月から。
また、保育所等の職員を対象とした検査キット5本入り157箱×10を購入し、2週間に1度検査を行う。
北洋銀行小樽中央支店小樽市役所派出所を今年9月末で廃止し、公金取扱窓口を設置するにあたり、運営等に要する人件費及び事務経費301万5千円。
100周年記念魅力発信事業費115万円は、北海道新聞社「北海道の食 観光プロジェクト」に参画し、7月開催の催事イベントでのPRブースの出展は特設サイトから周年事業の情報発信を行う。
令和5年7月に着工し11月に完成予定の銭函小学校放課後児童クラブ新築関係経費1千万円を計上し、プール機能を備えた総合体育館の建て替えに向けた新総合体育館基本構想策定事業費1,360万円を計上した。
補正予算額は、一般会計4憶5,894万2千円、病院事業会計2,268万2千円を合わせ4憶8,162万4千円を計上した。
議案3号は、小樽市議会議員及び小樽市長選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案で、選挙運動に要する費用の公費負担の限度額を引き上げるもの。
議案4号は、個人の市民税を見直す小樽市税条例等の一部を改正する条例案。
議案5号小樽市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例案は、後期高齢者医療における被保険者の一部の自己負担割合が1割から2割になることに伴い、該当する重度心身障害者に対し、自己負担割合が1割となるよう医療費の助成を行い、高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部改正に伴う所要の改正を行うもの。
このほか、工事請負契約や、12月下旬納車予定のロータリ除雪車の動産の取得、最終日追加予定の人事案件の職員懲戒審査委員会委員の選任についてを予定している。
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