令和4年小樽市議会第2回臨時会 提出予定議案説明

 小樽市(迫俊哉市長)は、5月24日(火)16:00から、2022(令和4)年第2回臨時会提出予定議案について、市役所(花園2)3階第1委員会室で説明会を行った。

 

 第2回臨時会の日程については、5月24日(火)に招集告示し、31日(火)13:00から臨時会を予定している。

 

 提出予定の議案は、補正予算関連議案1件・条例案3件、その他の議案1件、承認を求める専決処分報告2件と報告6件。

 

 議案1号令和4年度小樽市一般会計補正予算について、補正額は6億1953万9千円を計上した。

 

 子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費については、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、食費等の物価高騰等に直面するひとり親世帯で低所得の子育て世帯や、ひとり親世帯以外でも低所得の子育て世帯に対して、児童1人5万円の特別給付金を支給することで生活支援する。

 

 ひとり親世帯の対象者は、2022(令和4)年4月分の児童扶養手当の受給者1,700人、公的年金等を受けていることで、2022(令和4)年4月の児童扶養手当の支給が全面停止された30人、公的年金受給以外で児童扶養手当が全部停止された人又は、児童扶養手当の支給申請を行っていない人のうち、新型コロナウイルス感染症の影響で、家計が急変し直近の収入が児童扶養手当の支給対象となる水準に下がった70人の合計1,800人。

 

 1億円(国庫補助金)を、ひとり親世帯以外で低所得の子育て世帯の該当者は1,300人、7,200万円(国庫補助金)をそれぞれ増額した。

 

 新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費は、4回目の接種に必要なコールセンターシステムや改修及び接種券の送付などに関わる経費に、1億7,464万円(国庫補助金)。

 

 新型コロナウイルスワクチン接種事業費は、2億7289万9千円(国庫負担金)で、4回目の接種をするための医療機関への委託に係る経費を増額した。

 

 3回目の接種について、2021(令和3)年度4万5千人、2022(令和4)年度4万5千人の合計9万人を想定していたが、2021(令和3)年度の接種が2万5千人だったため、残りの2万人は翌年にずれ込むことを想定。

 

 4回目接種に関しては、3回目接種から5ヶ月経過した60歳以上5万750人、18歳から60歳未満で基礎疾患等がある人3,800人を合わせて5万4,550人を想定して予算を組んだ。

 

 このほか、議案2号小樽市特別職に属する職員の給与条例の一部を改正する条例案など、いずれも給与関連の条例案3件で、昨年の人事院勧告を受け、2022(令和4)年の期末手当の支給割合を引き下げるものなどの議案の提出を予定している。

 

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