小樽市(迫俊哉市長)では、2012(平成24)年から65歳以上を対象に、地域のボランティアの介護予防サポーターの指導の下、ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、参加者に無理なく楽しみながら身体を動かす、地域版介護予防教室を5カ所からスタートさせ、現在23カ所で実施している。
ここ2年半はコロナ禍で中止となったことも多く、まん延防止等重点措置が解除されたことで各教室でも再開が相次いでいる。
長和会館(長橋3)でも中止が続いていたが、5月10日(火)10:00から、介護予防教室なえぼの開催に、サポーター代表の田澤真弓さんをはじめ、サポーター10名のうち8名と、会員24名のうち70歳代〜90歳代の18名が参加し、笑顔で久しぶりの再会を果たした。
通常11:30までの教室は、感染対策のためレクレーションを中止し、時短メニューで行われた。
緑のTシャツのサポーターと、ピンクのTシャツの参加者は、和やかな雰囲気の中、津軽弁でのラジオ体操から、椅子に座ったままの上半身・下半身のストレッチで転倒防止のための筋力アップを行い、久しぶりに身体を動かし、心身共にリフレッシュ。
80歳の女性は、「この教室は助かっている。身体が軽くなるので、これからも続けたいと思う」と話した。
田澤代表は、「皆さん元気に戻ってきてくれて嬉しい。交流を兼ねて参加し、楽しんでもらいたい」と話した。
新型コロナウイルス感染症が拡大する前には、50名以上の会員がいたが、半分に減少したという。