小樽市内新型コロナ過去最多に! 新規陽性101名・再陽性2名

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月12日(火)に、市内5,292〜5,394例目(道内246,873〜246,975例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者103名を確認したと、13日(水)15:00に発表。新たに再陽性者を2名確認し、これまでを合わせ39名に。

 

 症状は軽症が92名・無症状11名で重症者はいない。本日の103名のうち63名は市内の陽性患者との接触で、残り40名は感染経路不明。これまで2月15日(火)公表の87名が過去最多だったが、本日はそれを超える多さとなった。

 

 保健所では、家族感染が多く、このほかに会食の場での接触や、職場間の感染が原因と見られるという。

 

 49例目となる高齢者施設は職員3名・入所者39名の合計42名、50例目となる介護事業所は職員2名と利用者11名の合計13名のまま、クラスター関連では、新規も増加・収束もない。

 

 本日13日、市内中学校1校・1学級で感染者を確認。16日(土)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 現在、小学校2校・2学級と中学校1校・1学級が閉鎖で、本日解除となる学級は2小学校2学級。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 小樽市立病院では、30歳代女性看護助手の陽性を確認。8日(金)に鼻水•微熱の症状があり、9日(土)にPCR検査を行い陰性を確認。12日(火)に職場復帰のため、同院でPCR検査を行い陽性が判明した。最終出勤日は8日(金)で、9日(土)以降は休務。12日(火)に関係する患者4名の検査を実施し、全員の陰性を確認。診療業務は通常通り実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計60,584名のうち陽性者5,394名(再陽性者39名を含む)。陽性者のうち入院中13名・宿泊療養施設1名・自宅・施設療養379名・宿泊療養等調整中3名、陰性確認済等4,927名、死亡71名。

 

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