おもてなしポストカード無料配布 小樽観光協会

 小樽観光協会(港町4)では、市内高校生を対象に、2021(令和3)年9月〜10月に開催したフォトコンテストの優秀作品6点を使ったおもてなしポストカードを制作し、4月4日(月)から市内4カ所の観光案内所で無料配布を始めた。

 

 市内在住または市内の高校に通学している高校生を対象に、2020(令和2)年度から始めた企画で、1回目は206点の応募があり、すべて掲載したポスターを完成させた。

 

 2回目は、「心に響く小樽の景色」をテーマに、タイトルと見た人の心に響くメッセージも添えるよう募り、54名・113点の応募があった。その中から、優秀作品6点、各1万部で合計6万部をポストカードにした。

 

 小樽在住で北嶺高校(札幌市)に通うNakiussaさんの毛無山展望台から増毛連山を狙った「海へ」がグランプリに選ばれた。2年連続の応募で、2回目に最高賞を受賞。24点の最多応募で、どれも力作ばかりだったという。

 

 準グランプリには、小樽水産高校・Kazukiさんの「輝く街」、小樽潮陵高校・宮澤ななさんの「光って倉庫」、小樽未来創造高校・にしさくさんの「過去に続く線路」。

 

 審査員奨励賞に、小樽桜陽高校・このさんの「そうだ小樽に行こう。」、小樽潮陵高校・おやさいさんの「母と私と市場」が選ばれた。

 

 同協会事務局の永岡朋子次長は、「それぞれ小樽に対する思いを観光客に伝えたいと、今回はポストカードを作成した。作品を選んだポイントは、心に響く小樽の景色に沿ったもので、小樽の魅力を伝える完成度が高く、写真に込められた高校生の思いが響いたもの。2022(令和4)年もテーマを変えて、学生さんの思いを観光客にも伝えたい」と話した。

 

 同ポストカードは市内観光案内所に配布され、おもてなしに活用したい観光施設や店舗等には、まとまった部数を用意できるとしている。

 

 問合せは、小樽観光協会(0134-33-2510・FAX0134-23-0522・E-mail)へ。

 

 ◎小樽高校生フォトコンテスト2021 入賞作品(外部)