小樽市生活環境部青少年課では、3月29日(火)13:00から堺町通りで、シニアリーダー研修会「堺町さんぽ」を実施し、市内小学6年生5名が参加した。
市内中学生や高校生を対象に、地域や学校などでのリーダーとして活躍できる知識や技能を修得させ、次世代の人材を育成することを目的に、シニアリーダー養成研修事業を実施している。
今回は、小樽の観光スポット・堺町通りを散策し、観光都市おたるの魅力を感じ、市外からの観光客等に紹介できるよう、知識を身につけてほしいという趣旨で開催した。
ガイド役は、シニアリーダー研修専任講師でFMおたるパーソナリティの田口智子さんが務めた。参加者5名のうち2名は、すでにジュニアリーダーを経験済み。
小樽運河ターミナル前に集合し、歴史的建造物である旧名取高三郎商店の防火のために作られた「うだつ」を見ながら説明を聞き、うだつが上がる・あがらないなどの言葉の使い方、電話番号が1番だったことなども紹介された。
大正硝子館ではとんぼ玉づくりを体験。観光客はどんなことに興味を持っているのか、観察しながら通りを散策した。
同館の池田さんから最近の堺町通りの取り組みを聞き、小樽観光に必要なものは何か?、体験や観察を踏まえて意見交換した。
ジュニアリーダー経験者のあみさんは、「こんな体験は滅多にできないと思い、みんなをまとめられる人になりたいので、いろいろなことを学びたいと参加した」と話した。
さらさんは、「あみさんに誘われて参加。体験など教えてもらい知ることができ嬉しい。場を明るくすることが好き」と話し、かのんさんは、「ジュニアリーダーの時と違うと思うので、参加してみた」と話した。
角澤昌俊課長は、「体験したり、耳で聞いたり、どう思ったか、みんなで話あうことは、小樽の将来を考えていく上で必要な取り組みで、これから先、大人になっても必要となる。思ったことを表現する力を身に着けもらいたい」と話した。
シリアリーダーが企画・立案・運営を行う、子どもフェスティバルや新年子ども会が、これまでの学びから実践する場となる。
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