姉妹都市ダニーデン女子高生と菁園中 初オンライン交流

 小樽市姉妹都市提携委員会と教育委員会共催で、3月29日(火)9:30か
ら、市立菁園中学校2年生5名・3年生1名が、姉妹都市・ニュージーランドダニーデン市オタゴ女子高校日本語クラブ所属の13~16歳28名と、ZOOMを活用したオンライン交流を行った。

 

 日本語サポートクラブ(ONSA)の小笠原会長が進行役を務め、市国際交流担当南昭一主幹と同校英語教諭の山﨑史郎さん・石山春花さん、ALTのブランドンさんとアンディーさんが通訳を務めサポートした。

 

 参加した生徒は、初体験に緊張しながらもオンラインで自己紹介やゲームに挑戦し、楽しい時間を過ごした。

 

 市国際交流事業は、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況にあり、中止や延期を余儀なくされ、今後の国際交流の形を模索する必要があり、実際の交流事業開催時にフィードバックしていくことも目的として、初めてのオンライン交流を実施。

 

 ダニーデン市とは、1980(昭和55)年に姉妹提携を結び、1987(昭和62)年に、第1回目の使節団14名が来樽し国際交流が始まり相互に使節団を派遣。2017(平成)年に来樽、2018(平成)年にダニーデン市へ訪問後は交流はなかった。

 

 オンライン交流では、自己紹介を兼ねて自分の好きなもの紹介し合い、ダニーデン市の参加者は日本語で答えていた。菁園中生徒は、「海があったり、寿司が美味しい」と、ダニーデン市からは、「木が沢山ある。小さなペンギンがいる」など、それぞれの町の特徴を伝え合い、限られた時間で用意されたメニューをすべてこなすことはできなかったが、有意義な体験となった。

 

 生徒会長の渡部純君(2年)は、「上手くコミュニケーションが取れるか不安
だったが、話しやすい印象で良い経験となった」と話した。

 

 南主幹は、「今後は、いろいろな学校や学年とも国際交流体験をしてもらいたい」と話した。

 

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